レス・ポールという偉人について
みなさんこんにちは。
以前、アメリカの老舗ギターメーカーのギブソンが経営危機だというブログを書きました。
結果的に、事実上の破たんですが、幸いにブランドは存続されるらしいのでほっとしています。
特にギブソンは、レス・ポール(僕も最初に自分の給料で購入したギターです)モデルは有名で、音楽業界から無くなってしまうわけには行かないのですよ・・(これ↓僕のギターです)
さて、今日は そんな有名なレス・ポール モデルについて簡単にご紹介します。
このレス・ポールというギターはギブソンだけでなく エレクトリック・ギターを代表する名器なのですが、ギブソンが開発したのではなく、「レス・ポール」という人が発明して、ギブソン社に権利を売ったのです。
このレス・ポール氏は、様々な方面で活躍をしていて、ギターに代表されるように発明家としても有名で、マルチトラックシステム(簡単に説明すると、音を重ねて録音ができるシステムで、例えばドラムだけを先に録音し、あとからヴォーカルを別で録音することができたりします。この人の発明が無かったら現在のレコーディングの概念も変わっていたかもしれないと言われています)や、エコーシステム(カラオケなどでおなじみの、あれですね。)などなど。
また、奥さんと2人でレコードデビューし、ヒット曲も数多くある人気ミュージシャンでもあり、ギターリストでもあります。
僕も、CDを持っていますが、1940年代に録音されたとは思えないような多重録音(先ほどのマルチトラックシステムで録音されていて、何重にもギターの音が重なっていて壮大なアレンジになっています)を聞くことができます。1940年代といえば、第二次世界大戦の頃ですよ。そんな昔にぶっ飛んだことをしていたんですね。
レス・ポール氏は、残念ながら94歳で亡くなりましたが、ナント!! 無くなる数か月前まで、毎週ライブを行っていたそうです。すごいバイタリティですね。
そんなレス・ポール氏のドキュメンタリー映画などもあるので機会があれば観てくださいね。