演劇稽古場日誌 その2
こんにちは
NCAアクターワールド担当の下雅意です
いよいよ6月に入りました。
すっかりクールビズが定着してきたということで、すでに半そで姿の
サラリーマンの方々の姿は目にしてますが、中・高校生の方々は
今日から衣替えですね
アクターワールドの秋のイベントである演劇公演の稽古は、夏休み
までは毎週金曜日に行っています。
今日の稽古では『エチュード』を行いました。
エチュードとは、状況や場面、人物の性格だけを設定し、台本を
使わずその場の受け答えを基に役者が動作や台詞を創造していく
芝居の事で、演劇の勉強でよく使われる方法です
まずは演出の先生から設定だけ与えられます。
それを頭に入れた上で、役者が即興で演じていきます
お互い打ち合わせをすることもなく、相手の出方に応じて
次の行動を考えつつ芝居をしていきます。
決められたセリフがあるわけでなないので、思わぬ方向に
芝居が進むことも・・・。それがエチュードの醍醐味
一応、時間を設けて行うのですが、役者がノッてきたり話が
盛り上がってくると、気がついたら20分以上芝居が続くことも
最初は2人から始まりましたが、回を重ねる度にどんどん
人数が増えていきました。
このエチュードは、もちろん学生たちの演技力や対応力を
養う目的で行っているのですが、実は、演出の先生が学生たちが
どれくらい芝居が出来るのかをチェックしたりしているんですよ
というわけで、稽古場はアピールの場でもあるのです
まだまだ前に出てくるメンバーは限られているので、今後は
もっと他の学生たちのアピールを期待しています。
では、次回のレポートをお楽しみに!