2012-06-09
新着情報
演劇稽古場日誌 その3
みなさん、こんにちは
NCAアクターワールド担当の下雅意です
東海地方もついに梅雨入り
これからしばらくはジメジメした日々が続きますね。
昨日は、台本の一部を抜粋したものを使っての稽古
まずは配られた台本に目を通しつつ、演出の先生からの
説明に耳を傾けます
台本上のト書き(役者の動きや状況を文字にしたもの)や
セリフから、状況、登場人物のキャラクター等を自分なりに
イメージしていきます
これを台本を読み取る、と言います。
役者にはこの「読み取る力」が不可欠
各自である程度イメージ出来たらさっそく読み合わせ。
と言っても、ただ何もせず台本を読む訳ではなく実際の舞台を
想定し、動きもつけていきます
もちろん演出の先生からのダメ出しも入ります
他の人に出されたダメ出しにも、みな真剣に聞き入っています
演技には正解がありません。
また、ひとつの事を表現するにはいくつもの方法が存在します。
他人の演技を見て、さらにそれを自分に置き換えて考えてみる
ことが大切なんですね
そういった事の積み重ねが役者の成長につながっていきます。
来週は学園祭の準備のため、稽古はお休み
ということで一週空きますが、次回のレポートもお楽しみに!