デビューの為の模擬オーディションを開催しました。
一昨日、レコード会社やプロダクションの新人開発セクションの方々に直接ライブ パフォーマンスを見ていただける新人発掘プレゼンテーションの為の模擬オーディションを行いました。
本校では年に2回以上、レコード会社やプロダクションの新人開発セクションの方々に直接ライブ パフォーマンスを見ていただける新人発掘プレゼンテーションを行っていますが、次回は9月 27日 (木曜日)を予定してます。
一般的にレコード会社やプロダクションの新人開発セクションが個別で行うオーディションはネットで誰でも見つけて参加は出来ます。ただし、同時に複数社はまずありません。
また書類選考で音源も聞いてもらえず落選することがほとんどでしょう。
本校のオーディションは複数の企業から見ていただけることも特徴ですが、それまでの教育プロセスにより力を入れています。
この新人発掘プレゼンテーションでライブプレゼンテーションに参加するのは全校生徒に権利があります。
規定期日までに応募用紙を記入してYouTubeなどで自身の歌唱や演奏を提出します。
一般のオーディションではこの応募時点で規定に達していなければ、生演奏を聞くまでもなく落選するのですが、本校では応募した全ての学生のチェック指導を行います。
本校ではそれをクオリティチェックと呼んでいますが、この日は我々の学校スタッフが企業の新人発掘担当者とシミュレーションし、学生達は本番を想定して衣装を着て本番同様にパフォーマンスします。
授業と違って我々も良かった点を褒めることよりも、むしろ改善点や業界人目線でダメ出しをするようにしています。
学校では歌唱力や演奏力、技術という部分の指導にウエイトが傾くものですが、この日は意識して衣装や靴、髪型、アクセサリーに至るまで業界人目線でアドバイスします。
例えば「この曲でなぜその柄の衣装ですか?」「そのベルト色でなぜその色のブーツですか?」「そのカバー曲を歌って企業に何を感じ取ってもらいたいですか?」など….
特に1年生は普段言われることの無い細かい指摘やコメントに戸惑った部分も多くあるでしょう。
ただ、本校ではただオーディションに出して、結果が良かった悪かっただけで終わることの無いようにしたいため、過去のデータ検証を含めてかなりオーディション対策を研究をしています。
細かいノウハウはここでお話をすると在校生メリットがなくなるので割愛をしますが、本校ではオーディションで良い結果を出すための教育システムにかなり力を入れています。
オーディションを学校が開催することは当たり前。
そこまでの教育プロセスはあまり表に出る部分ではありません。
独自の教育ノウハウがあるため、SNSやブログで書きにくい部分が多いです。
入学を検討して知りたい方には体験入学等で個別にお話を差し上げます。
さて、9月 27日 (木)に本番です。
9月 14日 (金)には再度クオリティチェック会を行い。
前日には通しでリハーサルです。
前日のリハーサルでも立ち方から姿勢、衣装にいたるまで厳しく指導します。
一般的なオーディションは当日ぶっつけ本番ですが、本校ではここまで事前の模擬を多く行っています。
学生にとっては毎回のコメントや指導で自己改革の為に涙が出ることもあるくらい厳しい期間だと思います。
しかし、好きなことを好きなようにやって楽しく簡単にデビューできるならそんな楽な話はありませんが、そんなことは絶対にありません。
多くの学生がかなり大きな自己改革を行わなければ、素のまま登場してシンデレラ・ストーリーのようにデビューできる事はありません。これが現実です。
今後も彼らの夢の実現の為に、現実を伝えて厳しい指導を続けて行きたい所存です。
また参加する学生さん達は夢を実現する為の大切なオーディションです。
甲子園に行く高校球児が物凄い練習とトレーニングをしていることは容易に想像できると思いますが、それ位自分たちは夢の為に全力で努力しているかを自問自答してみてください。
デビューは運やラッキーでなれるものではなく、努力した人だけが成功する世界です。
それは間違いありません。
学生達の夢が叶うように、スタッフ一同全力でこれからも頑張っていきます!!!