演劇稽古場レポート その4
みなさん、こんにちは
アクターワールド担当の下雅意です。
夏休みに入り、9月の本番に向けた
オリジナル演劇公演の稽古は、
週3~4日のペースで行われています。
昨日は学校から場所を移し、名古屋の稲葉地にある
演劇練習館アクテノンで稽古しました。
稽古に向けて、まずは学生たちで準備スタート
本番のステージをイメージして「大黒幕」を吊ります。
みんなの協力が必要なんですよ
本番を行う港文化小劇場の舞台図面をもとにして
ステージの実寸をとりました
メジャーで奥行きと間口の長さを測り、ビニールテープで
バミって(目印をつけて)いきます。
黒いパネルに人形(支えになる足)を釘で打ち付け
袖幕の代わりにしました。
そうすることにより、本番を想定した舞台の出ハケも稽古
できますので、重要な作業の一つなんです
稽古中は自分たちでBGMや効果音を出すため
会館スタッフから音響機材の使い方も教わりましたよ。
今回の稽古内容は、大人数が出演するシーンや、立ち回り、
ダンスなど、普段の学校の教室と違った広い場所ならではの
シーンが中心。
どことなく、いつもの稽古よりも学生たちがノビノビと動いて
いたように感じました。
その姿はまるで水を得た魚のよう
今回は初めての外稽古ということで、稽古よりも準備の
作業に時間を費やしてしまいました
次回の外稽古では「パンチマット」を敷くなど、本番の
舞台とほぼ同じ状態を作る作業をする予定です
舞台づくりなどの「仕込み」や、終わった後の片づけ等の
「バラシ」も役者の仕事のひとつ。
少しづつ覚えていって欲しいものです