第5回 愛知県高等学校軽音楽大会 @ 稲沢市民会館
こんにちは、教務部長の西本です。
年末いかがお過ごしでしょうか!?
私は今朝から休暇を頂き名古屋から広島へ移動し自宅の広島に久しぶりに帰ってきました。
単身赴任の自分には自宅でコタツに入るのが至福の一時ですね🍊
録画したモンスターハウス(水曜日のダウンタウン)や撮りためたテレビ番組を見ながらゴロゴロしたりBlogを書いたりリラックスしております☃
さて、昨日は第5回 愛知県高等学校軽音楽大会の審査員として参加してきました。
本校からは私、阿部学科長、日比野スタッフが審査員として参加し、楽器機材の貸出でサポートしました。
イベント内の写真はプライバシーの観点から投稿しませんので、オフィシャルTwitterの結果をリンクしますので、御覧くださいませ🎸
第5回 愛知県高等学校軽音楽大会/審査結果#愛知県高等学校軽音楽大会 pic.twitter.com/TmZHHbFZDP
— NPO法人全国学校軽音楽部協会 (@keionkyo) 2018年12月26日
今回の総評はスピーチさせていただきましたが、改めて感想を書きたいと思います。
第二回から審査員として参加し、今回5回目でした。
当初はチューニングが出来ていないチームが大半でコメントで「今回は愛知チューニング大会ですか??」と苦言を呈したくらいに基本的なことが出来ていませんでした。
前々回ではやたらとギターにカポをつけた子が多く、カポは別に悪くないのですが、それをつけなくてもコード弾けるはずで、つけたことでチューニングが悪くなっている子が大半。
それを指摘すると前回辺りから意味もなくカポをつける人が激減。
今回はチューニングが酷いというのが殆どなかった。
あったとしても運指が悪くてピッチが悪いという程度。
本当に文化として良くなってきたなと感じました。
22組の審査でしたが、全体的なレベルがかなり高くなりました。
もちろん初心者もいるし未熟な演奏のチームもいた。
でもそれはどうでもいいのです。
出場してコメントをもらって、次に成長すれば良いだけ。
出た人は必ず成長すると思います。
今回は厳し目のコメントを多くしたと思います。
その本意はこの軽音楽大会が将来的に高校野球のような全国大会へ向けいく目標を持ったイベントになっていくからです。
そうなって行く過程において楽しいことも大切ですが、厳しさということも必要。
愛知の軽音楽の部活が全国と戦えるようになるには、相当なレベルアップが必要です。
それは広島県高等学校軽音楽連盟の審査員を今年した僕だからわかること。
全国大会の結果はここをクリック
広島の軽音楽のレベルは相当高いです。
それでも全国大会では勝ててません。上位はすべて関東の学校です。
このような結果を知っている自分としては愛知が参戦するようになったときに全国レベルを知って尻込みしないように、少しずつ厳しくしていこうと考えており、第五回目の今回も計画通り厳しくコメントするようにシフトしていきました。
ですので、コメントシートのアドバイスや口頭でのアドバイスでわからないことがあったら、ぜひ問い合わせしてほしいです。
モヤモヤを残さずクリアーしてほしいです。
場合によってはアンサンブルのクリニックを本校で行うので本校まで問い合わせしてください。
そして、この高校生の審査をとおして、本校NSMにおけるミュージシャン指導もさらに来年は厳しくしていこうと思いました。
なぜならば、高校生のレベルも決して低くなく、下手すると本校在校生と大差ないばあいもあります。
プロを養成する専門学校として高校生と張り合うようではいけませんので、圧倒的な差というのをつけていかなくてはならない。
そのためには高校生の軽音の活動よりも献身的な努力をさせないといけない。
受賞した高校の学生の言葉が印象的でした。
「私達の軽音部は本当に厳しいです。一年間休みなく毎日朝早く登校して練習しましたし夏休みもありませんでした。でも受賞できて嬉しいです。」
やはり結果というのは努力した先に華が咲くのだと思いました。
新年明けると卒業進級制作展のリハーサルが開始します。
プロを養成する専門学校らしいレベルの制作展になるように来年もこれまで以上に指導に力をいれて行きたいと思います。