BAN×KARA ZONE-NY X NSM ヴォーカル進級パーティー
こんにちは教務部長の西本です。
昨日 18日 (月)に学校から徒歩10分くらいの場所にあるBAN×KARA ZONE-NY(〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4丁目4−1 第三メイトビル地下1階)様とのコラボイベント[ヴォーカル進級パーティー ]が開催されました。
BAN×KARAさんというのは生バンドとカラオケを融合させた次世代エンターテイメントスペースです。
実はこのBAN×KARA ZONE-NYの店長の半田さんはNSMの前身NCA時代の1期生のドラマーなんです。
そして、この店でバンドマンとして本校の卒業生や在校生がたくさん働いていることもあり、今回コラボイベントを行うことになりました。
今回のベーシストの橋部太樹さんも本校の卒業生で先日行われたゴスペルアンサンブルのライブでのベーシストを努めてくれました。
ドラマーは本校研究生(3年生)の田中康太郎くん。
本日のメンバーにはいなかったですが、他にも各パートで在校生や卒業生が登録しています。
このBAN×KARAのシステムは行ったことがある人にしか理解出来ない、そしてニワカに信じがたいのですが、バンドのプレイヤーはイヤーモニターでカラオケの音を聞いています。
シンガーがカラオケに登録すると普通のカラオケ店のようにディスプレイに歌詞が出て歌います。
そこまでは普通のカラオケ屋さんなんですが、ここはリアルタイムでその曲を聞いて瞬間的にリズムやコードを判定して即時に演奏を重ねます。
僕もここに視察に行くまでは、そんなことは絶対に出来ない。
譜面があるのではないか?
そう思っていましたが、彼達は本当に瞬時に曲を聞き演奏を始めます。
もちろん、最初の1音はキーを判定したりするので、若干の探りはありますし、極端に構成が突飛な先の読みにくいアレンジの曲はブレイクがちょっとずれたり…そんなことはたまにありますが、恐ろしいくらいにバンド演奏になります。
そして、ここのバンドさん達は特殊な人達だと思っていたのですが、最近では本校の在校生も働くようになり、彼達もこの現場で鍛えられてメチャクチャ腕を上げています。
そんな先輩や同級生がどれくらい凄いかという姿をヴォーカルの1年生に見てもらいたいという気持ちもありました。
音楽の仕事はメジャーデビュー以外にもたくさんあり、色々な場所で音楽、エンターテイメントで食べていくことが出来ます。
そしてこういうライブバー(今回は禁煙でノンアルコールだよ)に出入りしたこと無い子達も多く、仕事の現場の一つとして知ってほしかったこともあります。
今回歌唱映像は公開しないですが、映像のみをダイジェストで繋いで楽しさが伝わるといいなと思って作りました。
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はじめての試みでしたが、本当に楽しいイベントでした。
学生達の違った姿を見ることが出来た。
「実はこういう曲を歌ったら光るんだ!!」とか発見たくさんありました。
僕は学校での授業っぽい、オーディションなどのイベント、言うなれば緊張感のピリっとした授業やイベントも大切だと思っています。
オーディションでは受かる・落ちるという現実もあります。
プロを目指す上で決していつも好きなことを好きなように、楽しくばっかではないことも教育しています。
しかし、やっぱりアーティストというのは好きなことを思いっきりやったときに良さが出てくるということも忘れてほしくなかったので、今回はリラックスしてフリードリンクでパーティー感覚のイベントを行いました。
2年生になると、進路を決めなければならないとか、オーディションイベントとか、色々と現実的な案件も眼の前を通り過ぎるはずです。
それも大切なので、厳しい扉も開かなければならないでしょう。
その為の鋭気を養う意味でも今回のパーティーは素晴らしかったと思います。
そして、本日 19日 (火)はどう会場でヴォーカル卒業パーティーです。
恐らく2年生はまた1年生とは違う驚きと感動があるはずです。
とても楽しみです。
それでは、イベント会場に行ってきます🎤