平和という幸せについて考えてみた。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
夏休みも半分ほど過ぎましたね。毎日遊んでますか?
先週くらいまでは元気に遊んでいた私ですが、ここのところ暑さ疲れ?か猫さんと一緒にのびている日々です。
↓こんな感じにのびてます
さて、今日は盆入り。
あと2日で終戦から74年経つ、終戦記念日となります。
毎年恒例、「戦争について考えてみた」
この時期には戦争が題材の映画を見る、という私なりの決まりごとを作っていまして、今年は『この世界の片隅に』を見てみました。
この映画はだいぶ話題になったアニメなので、すでに見た方、題名だけでも聞いたことのある方が多いかと思います。
すずという女の子が、広島から呉にある北條家に嫁ぎ、戦時中で物資が乏しく生活が不自由な中、知恵を絞って乗り切っていく・・・という内容です。
お米も砂糖も満足にない生活でも、ないことを嘆いて文句ばかり言うでもなく、ないならどうすればいいか、考えて行動に移せる前向きさがとても好ましく尊敬できます。
周りにばかり変わることを求め、自分は変わらない(変えられない)人の方が多いですから。
また、歴史をよくご存じであればお気づきになると思いますが、この作品の中心はあの軍港・呉。
世界最大の戦艦と言われた大和が製造されていた港です。
そのため、アメリカ軍からはたびたび攻撃の標的にされ、終戦間近の大空襲でたくさんの方が犠牲になりました。
その空襲の場面や、原子爆弾が投下された広島の街も出てきます。
驚いたことに、終戦日も広島・長崎原爆投下日も答えられない人が多いそうです。
また、私の亡くなった祖父がそうであったように、戦争を経験しそれを語ってくれる方の人数も年々減っている。
つまり、戦争のことを知らなさすぎる人が多くなっているということです。
戦争物の映画を見てとは言いません。
戦争をしている他国がある中、日本は戦争をしない平和な時代を過ごせています。
それがいかに幸せであるか、それを理解するために歴史の勉強をすることは大切ではないか、と思うのです。
↓大切なうちの猫さんにひもじい思いはさせたくないもんね