気になるあの人の本を集めてみた。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
めっきり気温が下がり、朝夕が冷えるようになりましたね。
夏用布団の簀巻きから、先週やっと厚みのある布団へ変わりまして、暖かくて快適に眠っております。
さて、私には最近気になっている人物がいます。
それは・・・
エドワード・ゴーリーという、アメリカの絵本作家です。
モノクロの繊細なイラスト、韻を踏んだ文章、そして不条理に満ちた内容で、世界一残酷な絵本作家とも言われているそうな。。。
私が一番最初に読んだ本が『不幸な子供』。
主人公シャーロットが不幸な目に合いすぎて「え?ナニコレ?」
次に読んだのが『ギャシュリークラムのちびっ子たち』
こちらも「え?ナンダコレ?」
最初に読んだ2冊があまりに私の考えている「絵本」という概念から外れていて、衝撃を受けました。
子供が読むものではなく、大人の絵本とでも申しましょうか。
そのあともう1冊読んだのですが、それもだいぶアレな内容だったのでその3冊で終了。
しばらく時が経ちました。
そして最近になって、「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密展」という展覧会が全国巡回していると知りまして、再度読み直してみようと思い、エドワード・ゴーリーの書籍を買い始めました。
大人なんで大人買いすればいいのに、4冊ずつ買っては読んで・・・を繰り返している最中です。
どうにも不幸せな話だけではなく、よく意味がわからない話も多いのですが、エドワード・ゴーリーのイラストがその不気味さ、不思議さに拍車をかけている気がします。
話の内容とイラストの合致が、中毒性を生み、世界中の大人たちを夢中にさせるのかもしれません。
エドワード・ゴーリーはバレエが好きで公演に何度も足を運び、映画も1日に何本もみて、読書家で「源氏物語」も読んでいたそうです。
また、猫好きで「X-ファイル」も好きで・・・
彼が生きていれば、共通の話題で語り合えそうです。
そんな気になるエドワード・ゴーリー。
展覧会も行きたいと思っておりますので、行ったらまたご報告します!
↓本を買ったらポストカードがついていたんですが。
同じもの(シャーロット嬢)が2枚続く・・(というか、1種類しかないのか?)