名古屋にすごいのがやってきた!
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
11月は、大変重要な月でございます。
なぜなら・・・
うちの猫さんの誕生月なのです。
さそり座の女の子。
めでたく11歳になりました。
うちの猫さんは、キャットフード以外にはペコちゃんクッキーしか食べないので、ケーキは人間たちでいただきました!(クリームには一瞬興味を持ったようですが、匂いを嗅いですぐ顔を背けていました・・)
さて、今回は名古屋市美術館にて開催中の「カラヴァッジョ展」についてです。
「カラヴァッジョ展」は開催を知った夏頃から、行かなきゃ行かなきゃと思っておりまして。
ようやく時間を見つけて行ってきました!
さて、カラヴァッジョとは、正式名はミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョといい、イタリア人の画家です。
作品の評価は大変高くパトロンにも事欠かないという、画家としては大変素晴らしいのですが、いかんせん素行がすこぶる悪い人で。
帯剣して町を歩きまわり、自身も喧嘩っぱやい上に他人の争いごとにも首を突っ込むといった、暴力沙汰の多い荒れた生活を送っていたようです。
これだけ喧嘩に明け暮れていましたから、とうとう人の命を奪ってしまうことになりました。
ローマへ向かう途中に熱病で38歳という若さでこの世を去ったこの画家の作品は、現在残っているものが少なく、大変貴重となっているようです。
イタリアの外への貸出も厳しいらしいカラヴァッジョ作品が名古屋に、しかも日本初公開作品も含めて来るとなれば、見に行かないわけにはいきません。
カラヴァッジョの作品はあまり詳しくなく、私が知っているのは『病めるバッカス』と『トランプ詐欺師』と、彼の過激な性格くらいでした。
その2点は残念ながら名古屋には来ないのですが(『病めるバッカス』は札幌には行くようです・・)、名古屋へ来た日本初公開『ゴリアテの首を持つダヴィデ』を含めたカラヴァッジョ作品+他の画家の作品を見てきました。
専門家でもないので理論的な説明はできないのですが、絵画が醸し出す空気といいますか雰囲気といいますか、本人の性格に難ありでも、才能や作品が認められているのが何となくわかります。
また、カラヴァッジョに影響を受けた画家も多いらしく、それも何となくわかる気がします。
貴重な作品たちが名古屋へ来ているので、ぜひぜひ鑑賞していただきたいです。
私はもう1回見に行く気でいます。