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プロミュージャン科 海外研修 ラスベガス&ロサンゼルス その②

こんにちは、教務部長の西本です。

今回はプロミュージシャン科のラスベガス&ロサンゼルス海外実学研修のレポートのその②です。

この研修は10月 22日 ~ 29日に行われました。

前回のBLOGは↓です!!

 

https://www.nsm.ac.jp/contents/blogs/2019/11/11/19405

 

さて、実はこのBLOGを書いているのですが、一昨日2019/11/25に商業音楽の学生とこの秋2度目のラスベガス&ロサンゼルス海外実学研修に行っていました。

その話題はおそらく佐藤先生がBLOGにしてくれるのでそれに任せたいと思いますが、僕のほうもプロミュージシャン科のレポートにミックスしながら現地レポートして見たいと思います。

今回はオプションツアーのレッドロックキャニオンについてです。

レッドロックキャニオンはラスベガス中心部からバスで3~40分の場所にある砂漠の中にある赤い岩山が特徴的な州立公園です。

ビジターセンターにて学生たちと!

ラスベガスから6時間も走ればグランドキャニオン国立公園がありますが、工程的になかなか遠くて難しい。

ここはラスベガスから近いわりに日本で見ることのない風景が楽しめる場所として人気です。

僕たちは使わなかったけど、こういう三輪バイクやスクーターで楽しむツアーなどもありました。

プライベートで行ったときにはぜひ乗りたいですね!

写真だとなかなか規模感が伝わらないと思いますが、このような景色を日本でみることはできません。

火星にでも行ったような気分になりますよ。

僕自身は海外研修において授業ももちろん大切ではありますが、風景を肉眼に収めることの重要性を強く語っています。

確かに旅をしなくても海外はユーチューブで見ることもできます。

しかし、肉眼でみた感動というものは、ネットで見たそれと全く違うことです。

ミュージシャンやエンターテイメント業界で働くひとにとって大切なことは。

技術や知識はもとよりどれだけの経験を積んでいるかということ。

どれだけの美しい景色を見たことがあるかだと思います。

感動した経験値が多いほど、それは歌詞を書くことに反映する。

演奏のダイナミックさという部分に反映する。

風景を見たことが突然に知識や技術になるということではありませんが、アメリカを体感したことがある人とない人では将来において、大きな“何か”差が生まれてくると思います。

写真ではわかりにくいですが、口々に空の色が違うと学生はいいます。

サングラスを持ってくればよかった〜と学生はいうくらいに紫外線が強く、日本の空と違います。

学生達はこういう気候でないと生まれない音楽、ジャンルがあると気がついたと思います。

逆に日本の良さにも気がつく。

僕自身も我がグループの卒業生として1993年にハリウッドに留学し、留学中は自分が買った車でラスベガスやグランドキャニオン国立公園にも旅をしました。

学校での勉強も大切でしたが、50歳目前の今思い返すと、アメリカの風景や空気、文化で自分が形成されたと感じます。

音楽をやる上で技術というのはどこでも学べますが、アーティストとしての差がつくのは海外(異国・異文化)を見た経験値だと感じます。

海外研修に参加した学生たちも一週間経ち、一ヶ月経つと日本での日々に飲み込まれていくと思います。

ただ、経験というのは消えていくことは無く、心の中で物凄い肥やしになって成長させてくれています。

 

ぜひ来年度入学してくる新入生さんは海外研修を楽しみにしておいてほしいと思います。

続く

教務部長の西本がお届けしました。
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