アクター2年中間公演、まもなく!
アクター担任、藤崎です。
いよいよ来週に迫ってきました、アクター2年生中間公演
8月23日(火)・24日(水)
今回の演目は下記の二本立公演
※チラシも学生が作りました、ステキ
ひとつは星新一さんのショートショート「いそっぷ村の繁栄」
星新一は、400字詰め原稿用紙に10数枚程度のショートショートと呼ばれる小説形式を得意とし、当用漢字しか用いない平易な文章、時事風俗や固有名詞、性や殺人を描かない透明感のあるその作風は、年齢性別国籍を問わず広い読者層、とくに小中学生の子供たちに支持され、「ショートショートの神様」と呼ばれた。
今回は「未来いそっぷ」の中に収録されている5作品を取り上げ、舞台用にアレンジしたものを上演します! 愉しい笑いと痛烈な風刺もそのまま盛り込んで演出されています
もう一作品は安部公房作、「少女と魚」
安部公房は、1951(昭和26)年「壁」で芥川賞を受賞。1962年に発表した『砂の女』は読売文学賞を受賞したほか、フランスでは最優秀外国文学賞を受賞。その他、戯曲「友達」で谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』で読売文学賞を受賞するなど、受賞多数。1973年より演劇集団「安部公房スタジオ」を結成、独自の演劇活動でも知られる。海外での評価も極めて高く、1992(平成4)年にはアメリカ芸術科学アカデミー名誉会員に。
そんな阿部公房の作品「少女と魚」を、専門学校で上演するのは珍しいですが、とても勉強になり、力がつく作品です。
本日、照明のプランナーの方が入り、通し稽古を見ていただきました。
演出は劇団青年座の山口あきら氏。
本校講師でもある先生が、公演まで名古屋に入っての集中稽古になります。
演劇制作を通して、俳優・声優=役者として多くの学びがあります。
役作りを通して、自分を見つめ直し、また人を知ることが出来ます。
人生に出会いがあるように、役者は役との出会いあります。
また多くのことと関わるで集団性も身につけまられます。
スタッフ、共演者、観客、そして役との「一期一会」は人を成長させてくれます。
残りの集中稽古で、どれだけ役に近づけるか!
学生たちの頑張りを、ぜひ、ご観劇いただき応援してください