演劇稽古日誌 その1
こんにちは アクターワールド担当の下雅意です。
まだ5月だというのにジメジメした日が続きますが、いかがお過ごしですか?
昨日から秋の本番に向けた演劇の稽古が始まりました。初回なので2年生が1年生にいろいろな事を教えながらのスタートです
演劇公演ではもちろん学生たちは出演者として舞台に立ちますが、NCAではこの公演を学校の単なる成果発表の場とは考えていません。入場料を頂く以上、お客様に楽しんでもらえる作品に仕上げていきます。
そのためには、参加者全員で心をひとつにして高い意識を持った上で稽古に励まなければなりません。なので、我々は学校の中にある、ひとつの「劇団」という意識で、毎年、本番に向けて取り組んでいます。
集団で活動しますので、リーダー、副リーダーはもちろんのこと、参加者全員に様々な役割が与えられますが、まずはその振り分けから始めました。
役割は、演出助手、音響、小道具、大道具、衣装・メイク、制作、稽古場管理、事務など様々。振り分けが決まったら、それぞれのチームに分かれて簡単なミーティングをしました。
その後、稽古に向けてのウォーミングアップを行いました。初回なので2年生が教えながら徐々に身体をほぐしていきます。
身体が硬い人には個別指導も
最後は発声練習で締めくくりました。
ウォーミングアップ後、演出の先生に入って頂き、「ストロボ」という身体のキレを養うトレーニング方法を2年生から1年生に伝授して、初回の稽古は終了しました。
1年生は演劇の経験がない人もたくさんいるので、結構しんどかったかも
でも俳優や声優、いわゆる表現をしていく人にとっては身体トレーニングは必要不可欠。徐々に慣れていって欲しいですね。
次回からは、肉体トレーニングをやりつつ、台本の一部を使って読み合わせを行っていく予定です。
また稽古の様子はこのブログでお伝えしていきます