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サンディ・パウエルの衣装を堪能してみた。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

教務事務の加藤です。

もう3月ですね。

この時期、見たかった展覧会がいろいろあったのですが、新型コロナウィルスの影響で臨時休館が相次ぎ、行けておりません・・・

大変悲しいことですが、感染を防ぐには人ごみには行かないこと。

これ鉄則です。

ひと様にうつしてはいけないし、また自分自身をも守ることにもなります。

辛いけど我慢がまんガマン・・・

美術館や博物館へ行けない代わりに、ここ最近はひたすら映画やドラマを見続けています。

先月、第92回アカデミー賞が発表されました。

私が最近注目しているのが、衣装デザイン賞(Best Costume Desigh)!!

その中でも「サンディ・パウエル」に興味津々です。

彼女はイギリス出身の衣装デザイナーで、過去に何度もアカデミー賞の衣装デザイン部門にノミネートされています。

ここ最近で彼女がノミネートされた作品が、

『テンペスト』
『シンデレラ』
『キャロル』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『女王陛下のお気に入り』

そして受賞した作品が、

『恋におちたシェイクスピア』
『アビエイター』
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』

色彩豊か、でも上品さを忘れない。
そんな優美さ溢れる衣装が美しいのです。

サンディ・パウエルが衣装を担当している『シンデレラ』(ケネス・ブラナー監督/2015年公開)を先日見ましたので、ご紹介したいと思います。

この『シンデレラ』はみなさまご存じのとおり、シャルル・ペローの童話シンデレラが原作です。

継母や義姉に召使いのごとくこき使われていたシンデレラが、魔法使いのおかげでお城の舞踏会へ行けたけれどうっかり靴を片方落としてきちゃって、でもそれがきっかけで王子さまへと嫁ぐ、というあの話です。

しかも見てから気づいたのですが、あのイギリス人俳優のケネス・ブラナーが監督なのです!(ケネス・ブラナー主演の『ハムレット』はおススメ!ただ上映時間が長いので注意)

この『シンデレラ』の継母役ケイト・ブランシェットの衣装が美しくて美しくて・・・

継母自身を表現しているかのような、煌びやかさの中に毒を含んでいる衣装が美しいのです。

あと、シンデレラがお城へ着ていった青いドレスとガラスの靴。

ドレスの胸元とガラスの靴にあしらわれた蝶々がとてもかわいい!

それ以外にも、シンデレラのお家の内装や調度品やかぼちゃの馬車などなど・・・

出てくるものすべてが、見ていて楽しい作品です。

ファッションやインテリアが好きな方はぜひ、見てみてください。

次は、昨年のアカデミーで作品賞と、サンディ・パウエルが衣装デザイン賞にノミネートされた『女王陛下のお気に入り』をみたいと思います!

私の映画鑑賞はしばらく続きそうです。

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