春風
新学期なのに、春なのに、桜も散ったのに、
家にいて、誰とも会えず、新しい出会いさえ奪われて、
「くそぉ、何が自粛だ!こちとら生まれてこの方言いたいことも言えずに自粛しっぱなしだっつーの!」
と憤りを感じている皆さん、こんにちは。大谷です。
私は春が嫌いです。
花粉も、虫も、砂っぽい風も、別れも、とりあえずやっとけみたいな特番も。
春を嫌いになる要素はたくさんあります。
ですが、一つだけワクワクする事があります。
出会いです。
学生の頃、クラス替えの日には少し早く学校に行ったりして誰よりも早く新学期を味わおうとしました。
社会に出るとクラス替えはありませんが(笑)、春になるとあの頃の気持ちを思い出します。
まだ見ぬ出会いを心待ちにワクワクしている新入生の皆さん。
自分に友達ができるか不安で、ドキドキしながら新学期を待っている新入生の皆さん。
時間は残酷で、どう待とうが同じ時間が過ぎていきます。
同じ待ちなら踊りゃな損損。
これからは楽しい未来を考えて新学期を待ちませんか?
別に楽観的になれとは言いません。
石橋を叩いて渡るのもちろん結構。
ですが、毎日軍隊みたいに手洗いを肘までして(笑)、スーパーへの買い出しまで規制されて、マスクも洗ってんだよ?もうこれ以上叩ける石橋無いじゃないですか?(笑)
ちょっとは楽しいこと考えたいこんな時にくよくよしてちゃ、降りる神様も降りないんでね。
専門学校は自分と同じ趣味を持った人間の集まりです。
私も専門学校出身ですが、卒業して10年経ってもあの頃のままのテンションで集まれますし、音楽の話ができるのも専門時代に出会った友達です。
あなたがもし友達作りに不安になっているのならば、それはあなたがあなた自身の事を疑っているのではないでしょうか。
だって専門的に学びたいぐらい音楽が好きなんでしょ?
誰にも負けないぐらい詳しいミュージシャンがいるんでしょ?
何時間でも話せる好きな事を持っている。
それだけで、あなたはすごく魅力的です。
学校を卒業した時、そんな仲間をたくさん持って音楽業界を盛り上げる。
そんな楽しい未来を一緒に語りませんか。
音楽業界は、こんな凶悪ウイルスなんかにゃまだまだ負けてません。
10年後にも桜の歌が歌われます。
大谷