音楽テクノロジー科の近況
皆さん、こんにちは!
教務部の阿部です!
僕が担任をしています音楽テクノロジー科は、クリエイター、アーティスト、ミュージシャン、パフォーマーなど
様々な分野に向けて進路のアプローチをしていきます
今回はその取り組みについて近況をお伝えしたいと思います!
作曲家やレコーディングエンジニアなどクリエイター分野では、楽曲のコンペティション(競技会)に参加したり、
作品をプレゼンテーションすることが仕事への第一歩となります。
その経験を学生のうちから積むために、「プリプロダクションゼミ」という授業を開講しています。
今主流の「コライト」という音楽制作スタイルで、プロデュース・作詞・作曲・アレンジ・REC・歌唱・演奏など
得意分野ごとに役割を分担してチームで制作を進めていきます。
そして楽曲発注いただいた企業様にプレゼンテーションを行うという、現場の仕事の流れをそのまま取り入れています。
様々な企業様から毎月発注が来ており、今月は世界の音楽を題材に制作を進めているようです!
(守秘義務のためあまり詳しくは言えないですが…)
ベーシックなギター・ベース・ドラム・キーボードだけでなく、サックスや三味線なども自分たちで頑張ってRECしていました
それ以外にも、企業様より随時楽曲コンペのお話が来ています!
特に今年は作曲家募集が多いので、在校生だけでなく卒業生の皆もぜひチャレンジして欲しいです!
希望者は阿部まで連絡ください
歌手やミュージシャン、アーティストの分野では、やはり自分のオリジナリティをいかに表現できるかが課題となります。
それぞれスキルや表現力を鍛えるための授業は当たり前ですが、それをお客様に伝えられるようプロデュースし、
プロモーションまで持っていくことがとても重要です。
そのための手法として、作品を作って聴いてもらうこと、ライブを開催して実際に見てもらうことが最も主流ですね!
ライブは最近の情勢では難しいので、映像配信に切り替わってますね…。
なのでレコーディングして良い楽曲を制作することが今は必須と言えます。
そんなレコーディングも、授業の一環として行っています!
こちらも実際の現場と同様、プロデューサー担当、エンジニア担当、そして演奏するミュージシャンやアーティストなど、
それぞれ自分の役割に対してのスキルを発揮し、皆で協力してレコーディングを進めていきます
エンジニア目線、プロデューサー目線、アーティスト目線などポイントは違いますが、お客様に良い曲を届けたいのは皆共通していますね。
そのためにじっくりと時間をかけて最高のテイクを残していきます。
そうして完成した作品を事務所や企業の方にプレゼンテーションします!
事務所所属を目指すのは、プロデュースやマネージメント、宣伝や流通や予算など、自分たちでは補えない役割を担ってもらうことが主な理由になりますね。
アーティストが個人事業主だとすると、事務所が取引先=お客様になるので、お客様が自分に何を求めるかをキャッチすることがポイントです!
上記の役割を事務所にやってもらうなら、自分は何をしなければいけないのか…それを考えて自分が出来ることを追求していきたいですね!
ちなみにこちらのレコーディング演習も、卒業生の参加OKです!
先月も卒業生に演奏依頼をしました
希望する方は阿部まで連絡くださいね!
そして音楽事務所や制作会社などの企業に就職を目指す場合も、自分のやってきたことをポートフォリオとして可視化して、
自身のスキルや人柄をプレゼンテーションする必要があります。
そしてここでも、企業様が何を求めているかを理解することが重要なポイントになるんですね!
そのために様々なゲストをお呼びしての特別講義やセミナー、説明会などを開催してお話を聞ける機会を増やしています。
自分だけではなかなか情報や経験を積むのが難しいので、授業やセミナーに積極的に参加して業界の目線やノウハウを知り、
自分のプレゼンテーションに生かせるよう準備を進めています!
他にも紹介しきれないぐらい多数の授業やイベントを開講しています!
そして今後も「企業説明会」や「新人発掘プレゼンテーション」など、様々な企業様に直接自分を売り込める機会が増えますので、
皆の結果につながるよう引き続きサポートしていきますね
NSM 阿部がお届けしました!