入浴がもたらす効果について考えてみた。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
暑い日が続いておりますが、体調は大丈夫でしょうか。
名古屋の夏はいつもこんな感じで暑いですが、いつまで経っても慣れることはありません。
うちの猫さんが暑さでところ構わず伸びて寝転んでいるので、踏みそう&意識失っているのかと二重の意味でビビらせてきます。
今年も頑張って夏を越そうね!
さて、こんな暑い時に何ですが、今日はお風呂のお話です。
毎日のお風呂はシャワー派ですか?
それとも湯船に浸かる派?
私は断然、湯船に浸かる派です。
昔からお湯に浸かること自体が好きで、特に何をするわけでもなく、ぼ~っとひたすら入っていられます。
学生の頃、テスト前は湯船に浸かりながら暗記ものをおぼえたものです。(不思議と頭に入るのです)
毎日お湯に浸かる生活をしていると、シャワーでは物足りないというか、体が温まらないような気がしてしまいます。(海外旅行の時はすごくツライ・・・)
お湯に浸かるメリットはいくつかあります。
①血行促進
私は筋肉が(たぶん)あまりないので、1日の終わりには足がむくんでパンパンになります。
そこで毎日お湯に浸かることで血行促進、むくみを撃退!
血行がよくなると体の老廃物が排出され、疲れもとれるらしいです。
②発汗作用
汗をかくことにより、毛穴の汚れが落ちて肌がきれいになります。
汗をあまりかけない人がいるらしいですが、汗は体温調節をしてくれる大切なものです。
今はエアコンで快適な環境を作ることができるので、汗をかかない生活ができます。
それが続くと体温調節機能が鈍くなるので、普段から汗をかけるようにした方がいいです。
そういう意味では、毎日お風呂で汗をかくことはいいことだと思います。
③代謝がよくなる
代謝が上がれば、ダイエット効果も期待できますし、体内の機能も上がります。
④リラックス効果
お湯に浸かることでリラックスできるホルモンが分泌され、気持ちが落ち着きます。
昔はお風呂に入りながら寝てしまうことが多かったのですが、今思えばこのリラックスホルモンが出て、気持ちよくて寝てしまっていたのでしょう。(※大変危険なので、みなさまは寝ないように気をつけてください!)
私はお湯に浸かるといっても、「半身浴」にしています。
「半身浴」とは、心臓より下(鳩尾から下)をお湯に浸ける入り方で、心臓への負担が少なく、急激な血圧変動も防げます。
注意事項としては、お風呂に入る前後に水分を補給すること、38℃~40℃の熱すぎない温度のお湯に浸かること、肩などの冷えが気になる方はタオルを肩にかけること(または浴室の室温を調整すること)、そして最低15分は浸かることです。
ただし、逆に疲れてしまうので慣れるまでは無理のない時間にしましょう。
半身浴をすると汗も普段よりかけますし、「頭寒足熱」という言葉があるように、頭は冷やして足を温めることができます。
かのマリー・アントワネットも入浴を大切にしていました。
彼女がオーストリアからフランスへ嫁いできた時、フランスには入浴する習慣がありませんでした。
体を水につけると病気になる、と信じられていたためです。
入浴の習慣があるオーストリア生まれのマリー・アントワネットは、フランスへ嫁いでも必ず入浴をしていたそうです。
これにはきっと当時のフランス宮廷人をドン引きさせたと思いますが、体を清潔に保つことの大切さを彼女は理解していたのでしょう。
清潔さを保ち、体を温めて新陳代謝を助けてリラックス効果でストレス軽減。
日本の入浴文化はとても素晴らしいと思います。
特に今のこの状況下では、自分を守り労わるために必要ではないでしょうか。
今は暑いので厳しいかもしれませんが、涼しくなったらぜひ、ゆっくり湯船に浸かってみてください。