ミュージシャン リハーサル実習 レポート!
皆さん こんにちは! 楽器コース担任の阿部です!
今回はプロミュージシャン科を対象にリハーサル実習を開催しましたので、その模様をお届けします
ミュージシャンにとって自分の音楽性を表現する手段として、やはりライブ演奏がとても重要な方法です。
そのためライブをブッキングして出演する…のが大事なのですが、そのライブを成功させるために欠かせないのが「リハーサル」となります。
今回はその「リハーサル」にフォーカスを当てて現場のノウハウを学ぶという、普通では体験出来ないような実習を企画しました
レクチャーいただく講師陣は下記の先生方です!
【ギター 松田肇 先生】
19 歳よりプロとして活動を開始、1990年渡米、約4年間L.A.にて活動。1994年帰国、東京を拠点に活動し、作詞・作曲・ アレンジ・プロデュース等にも高い評価を受ける。2005年、ピンチ座として「パーマネントって何?」を発表。また自身のバンド、SPICY KICKIN’でKing Records エレクトリック・バード レーベルよりメジャーデビュー。
【ベース 河野充生 先生】
絢香、森山直太朗、テゴマス、嵐、KinKi Kids、その他多数のライブやレコーディングでサポート活動を行い、世界トップレベルのギタリストAllen Hindsのツアーにベーシストとして参加。ロックバンドBlindBirdなどでも精力的に活動中。
【ドラム 乙部ヒロ 先生】
1994 年に様々なバンドやアーティストとプロフェッショナルなセッション活動を始める。以後は中村あゆみ、 SHAZNA、THE TRANSFORMER、王様などのサポートを経て、現在はAN’s ALL STARS、LED WALLET、云うだけ番長にて活動中。 また、ドラム教則DVD「パラディドル大全」、8月に「フラム&ドラッグ大全」を発表。
【キーボード 松本恵 先生】
4歳からピアノを始め、音楽大学在学中に事務所に所属し作曲やキーボード、コーラスでのライブや、TV番組やCM等の音楽制作を多数手掛ける。プレイヤーとしてもクラシックからポップス、レゲエなど各ジャンルで国内外のミュージシャンとイベントやツアーで共演、多方面で活動中。
【ヴォーカル yui 先生】
本校卒業後、池末信副校長率いるソウルマティックスのメンバーとして活動。共演アーティストはHY、伊藤由奈、五木ひろし、Richard Hartley他。06年にはSKOOP ON SOMEBODY武田雅治のソロアルバムにてデュエットで共演。08年、クインズランド大学付属語学学校に留学。帰国後自身の活動と平行し、NSMにて後進の指導にあたる。
【ヴォーカル ダヴィーナ・ロビンソン 先生】
フィラデルフィア出身。ブルース、ソウル、ロック系の音楽をレパートリ ーにし、関西のFMラジオ番組では彼女を取り上げたプログラムもオンエア。レイ・ パーカーJr.、シェリル・リン等の関西公演にバックアップヴォーカルとして参加。 現在はブルース/ロックバンド「DAVINA ROBINSON BAND」などで活動。
なんと明日の11/25は、ギター松田先生の教則DVD『ファンク&ロック・ギタリストのためのカッティング完全攻略』の発売日なんです
リズム・ギターの醍醐味、グルーヴ感溢れるカッティングをマスターするためのギター教則DVDですので、是非皆さんチェックしてみて下さい
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というタイムリーな話題を提供していただけるような、音楽業界で活躍しているプロミュージシャンの先生方にリハーサル方法を直接教えて貰うという、とても贅沢な実習となりました!
実際のリハーサルの流れは、大まかに下記のような流れで進んでいきます。
・現場入り、挨拶
・転換、楽器準備
・サウンドチェック
・曲演奏、PAモニター確認
・次のバンドへ転換
今回は全12バンド出演のため、1バンド持ち時間20分という短い時間の中で、上記の流れを行わなければなりません。
機材準備にモタモタしている、自分の音が作れない、フレーズを延々と練習している…など、ステージ上でやっていたら肝心な「リハーサル」が出来なくなっちゃうんですね
そして忘れちゃいけないのが「挨拶」です!!
音をミックスしてお客様に届けてくれるPAエンジニアの方や、手伝ってくれるスタッフさん、様々な方の支えがあってミュージシャンは輝けるのです
…が、挨拶をしなかったり、マナーが悪かったりするミュージシャンは、応援したくなくなっちゃいますよね
「演奏以前に、人としてコミュニケーションをしっかり取ることが大切」
「本番に向けたリハーサルを行うために、ステージ上での知識やマナーを身につける」
このような内容を、実際にリハーサルを体験しながら先生方がリアルタイムでレクチャーしていきます!
またPAエンジニアもプロの先生ですので、実際のライブハウスを想定して進行しました
リハーサル実習の最後には、講師の先生方によるリハーサル~スペシャルライブを開催
学生達と同じ機材、同じ環境で先生方に実演していただいたのですが、その歴然とした違いに学生たちもビックリ
リハーサルでの立ち振る舞いから、本番の圧倒的な演奏まで直に体感し、プロフェッショナルなライブの作り方を教えていただきました。。
自分達の音楽や演奏、パフォーマンスを直接伝えるため、そしてお客様に感動していただくことがライブの目的になります。
普段の授業で鍛えているスキルや知識を元に、個人練習を積み重ね”準備”をすることで、リハーサルの質に繋がり、リハーサルが本番のライブ成功に繋がることを、今回の実習を通して学ぶことが出来ました!
今後も実践的な授業行っていきますので、学生たちの成長を楽しみにしていて下さいね
楽器コース担任 阿部がお届けしました!