アクター海外研修前半!
アクター担任の藤崎です。
ただいまアクター1年生は海外実学研修の真っ最中!
海外実学研修はエンタテインメント業界でグローバルな人材を育成するNSMの教育の考え方の一つです
毎年、姉妹校のアクターが海外に集まり、同じプログラムで研修を重ねていきます。今年も姉妹校も、仙台、東京(2校)、大阪、福岡、そして名古屋の6校の学生がアメリカに集結しました
前半はラスベガス
この眠らない街での研修は、本場のエンタテインメントを目で見て肌で感じることです!
ラスベガスの街並みがすでにエンタテインメント。
光り輝く電飾が、私たちを迎えてくれました
ホテルから見える夜景もステキ
ラスベガスでの研修に来たちが高まります。
初日はシルク・ド・ソレイユ(Cirque du soleil)の「KA」ワークショップ&観劇。
シルク・ド・ソレイユ(太陽のサーカス)とは、火喰い芸の大道芸人だったギー・ラリベルテが、1984年にカナダ・ケベック州で設立したエンターテイメント集団。
複数のレジデントショー(常設公演)、ツアーショー(巡回公演)を並行して行っており、独特のスタイルに基づいたそれらのショーは、その芸術性の高さから多くの名声を集め、世界中で幅広い人気を博しています。
「KA」は専用劇場のため、このラスベガスでしか見れないショー。
このショーを見るためにラスベガスに訪れる方もいるぐらいです。
メカニズムな劇場は、シルクではこの「KA」ぐらい。このメカニズム舞な台機構と出演者の高い身体能力のパフォーマンスが相俟って、最高のステージを作り上げています
観劇後のワークショップでは、初演から12年間、出演を果たしている日本人の高橋典子さんのインタビューも行われました。高橋さんは情熱大陸でも取り上げられた方です。
もともとはバトントワリングの選手だった高橋さん、国内では敵無しのエース。2002年、シルク側から打診があり、その後オーディションも受けることなく主要キャストを任されたといいます。こんなことは、1年に1人いるかいないかの快挙。同じ日本人として尊敬です
お客様の笑顔、感動のために妥協を許さず、常に全力で臨む姿に、学生も高橋さんからプロフェッショナルであり続けるとはどういうことなのかを感じたはず。
※「KA」の素晴らしさはこちらをご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=tirSpgPhu_k&list=RDtirSpgPhu_k#t=18
「KA」の翌日は自由行動でベガスの街を探索する学生もいれば、追加ツアーでグランドキャニオン国立公園かレッドロックキャニオンを見学する学生がいました。
私はグランドキャニオンに引率!!
アメリカ人が一度は訪れたい場所No.1と言われているのがこのグランドキャニオン。
そこは写真や語りつくせぬぐらいの圧巻の場所でした。
肌で感じてもらうしかない規模の大きさと美しさ•••。
そのスケールの大きさと、自然が生み出す景観が、学生たちへの刺激になったことは間違いありません。
ラスベガス最後のワークショップは「BULE MAN GROUP」の観劇。
日本にも訪れて話題を集めた「ブルーマン」。
顔を真っ青に塗った3人の「ブルーマン」が、音楽や演劇など様々なパフォーマンスを展開する、クリエイティヴ集団です。
劇場内はブルーマンというだけに真っ青。
リズム(ビート)にのりながら一言もしゃべらないそのパフォーマンスは、シニカルかつギャグに溢れたもので、学生を含め満員の観客席を笑いの渦に包み込みました!!
公演後はなんと、学生のためにスペシャルQ&Aを行っていただけました
制作の裏側や劇場の管理、出演者のことまで、丁寧にお話しいただけました。
最後は記念撮影
海外研修の前半は、ラスベガスでアメリカの文化に触れて、
多くのショーを見ることでエンタテインメント性を学ぶことができた
素晴らしい研修でした。
経験は財産になり、また新しい可能性、表現に繋がっていくことと思います。
後半はロサンゼルスでの研修
今度は実技を学ぶために、ニューヨーク・フィルム・アカデミーで身体を使って身につけていきます。
学生たちの若い才能に期待します!!
学生を乗せたバスは、広大なアメリカの地をLA目指した走り始めました!
研修の続きはまた日を改めて。