興味の無い事に興味を見出す
皆さん、バリバリ時差出勤していますか?
教務の大谷です。
先日、先生方と談笑している際に「そう言えば、今の学生はミックステープを作るのか」という疑問が出てきました。
私が学生の頃は、週1万円分(月4万円)の中古CDを買い漁るのが日課でした。
BOOK・OFFに音楽友達と入り浸ってましたね。
そのままBOOK・OFFに就職した友達もいました。笑
今ほどサブスクリプションが力をつける前でしたので、実際にCD屋でジャケットだけを見て、つまりどんな音楽なのかも分からないCDを購入する、所謂ジャケ買いも流行りました。
聞きたい曲を聞くのも勿論ですが、興味のない曲を聞いていた事が、今となってはすごく身になっていると感じます。
恐らく19歳の時にDoudou N’Diaye Roseを聞いていたのも、アフリカンポリリズムを体感していたのも日本で私だけでしょう。
(セネガルの人間国宝の方なんですが、私が26歳の頃に仕事したセネガル人にその話をしたら、流暢な日本語で「え、それお父さん!」と言われたのは人生のTOP3に入る面白かった出来事です。)
話はだいぶ逸れましたが、ミックステープを作って友人に音楽を勧める事が減っているのではないか、ひいては、興味のない音楽に出会える機会が減っているのではないかと少しだけ寂しくなりました。
興味のないものを除外して生きていくよりも、物は試し。
なんでもチャレンジしてみる事が人生の幅を広げます。音楽に限らず経験する事に貪欲に。
それがあなたのミックステープになります。
大谷