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お正月伝統文化について考えてみた。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

教務事務の加藤です。

 

2021年になって約3週間経ちました。

 

みなさまは年末年始、どのように過ごされましたか?

 

私はステイホームということで、近所のスーパーと花屋とパン屋に行くだけにとどめました。

 

あとは撮りだめした映画やドキュメンタリーものをひたすら鑑賞し、買いだめした文庫本を黙々読み、うちの猫さんと遊び、そして眠くなったら寝るという幸せな時間を過ごしました。

 

↓うちの猫さんに拒否された可哀想な着物・・・

 

そんな私ですが、ちゃんとお正月らしいこともしましたよ!

 

お雑煮をちゃんと食べて、事前予約していたおせちもしっかり食べました。

 

今年のおせちはとっても美味しかったので、すぐ食べ終わりました。

さすが京都の料亭・・!

 

今は有名ホテルや老舗料亭のおせちが遠くにいても購入できるので、選ぶのが楽しいです。

 

さて、みなさまはおせち料理を食べましたか??

 

おせち料理は漢字で書くと、「御節料理」。

 

漢字の雰囲気からおわかりかと思いますが、季節の節目に食べる料理、お正月に食べる料理のことです。

 

私の好きなおせちベスト3!は、

 

1位 栗きんとん

2位 数の子

3位 黒豆

 

なのですが、嫌いな具・残ってしまう具のランキングでは、

 

・数の子

・黒豆

・田作り

・昆布巻

 

が入っていて大変ショックを受けております。。。

 

小学校の頃にやった豆つかみ大会(箸で豆を皿から皿へ移す時間を競う大会)のごとく、黒豆を高速で食べ続けられる私からすると、黒豆のどこに嫌い要素があるのか教えてほしいものです。

 

お正月の黒豆は、金粉がかかっていて神々しさすら感じます。

 

おせちを作る人たちも、みんなが苦手なものをわざと入れているわけではなく、おせち料理の品々にはそれを使用する理由があるわけです。

 

【数の子】

卵の数が多い ⇒ 子孫繁栄

 

【田作り】

田作りに使われる魚(イワシ)を農作物の肥料として使っていた ⇒ 五穀豊穣

 

【栗きんとん】

きんとんを漢字で書くと「金団」 ⇒「金」にあやかって金運に恵まれるように

 

【黒豆】

邪気払い。また黒くなるほどマメに働けるように

 

【紅白かまぼこ】

赤は魔除け、白は浄化を表す。また、形が日の出に似ているため

 

【伊達巻】

形が巻物に似ている ⇒ 知識が増えるように

 

【れんこん】

穴がたくさん空いている ⇒先を見通せる、見通しのよい年になるように

 

このように、意味があってその食材を使っておせち料理にしているわけです。

 

お雑煮についても、「煮雑ぜ(にまぜ)」といっていろいろな具材を煮合わせたことからこの名前(漢字)になっています。

 

ご家庭やお住まいの地域によって、おもちと一緒に煮る具材も違いがありますね。

 

おもちは長く伸びることから長寿を願う意味もあります。

 

生まれた時から、気づいたら身についている日本独特の伝統文化。

 

最初は意味もわからず行っているわけですが、このように意味がわかるとより一層、楽しむことができるのではないでしょうか。

 

今は科学技術も何もかも発達して、伝統文化を実行する習慣が薄れているところがあると思います。

 

これを機に、日本の伝統文化について見直してみてはいかがでしょうか。

 

思わぬ発見があるかもしれません。

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