(過ぎたけれど)今年の節分は・・・
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
今日はバレンタインデーですね。
思い返せば昨年は某百貨店開催のチョコレートの祭典へ、名古屋では買えないチョコレートを買いに行きましたが・・・
今年は残念ながら行くのを控えました。
なので今日は、バレンタインの話ではなく、過ぎてしまいましたが節分の話をします。
今年の節分は2月2日(火)でした。
あれ??
節分は2月3日では?と思いますね。
私も節分というのは、ひなまつりのように2月3日が固定だと思っておりました。。。
しかし「節分」は、立春の前日というのが定義だそうです。
その「立春」とは何ぞや?といいますと、二十四節季のひとつです。
二十四節季というのは、地球が太陽のまわりをまわる道を24つに分けたもので、「立春」と定めたところを通る日が「立春」になるわけです。
基本的に毎年同じ時期に通るはずなのですが、地球が太陽のまわりを1周するのが正確には365日ではないため(6時間弱多くかかるらしい)、その分ずれていきます。
そのずれを4年に1度のうるう年で補って戻しているのですが、6時間弱の「弱」の部分で戻しすぎるというずれがまた生じます。
そのずれで立春が2月4日になったり2月3日になったりして、今年は124年ぶりに2月3日が立春となり、その前日の2月2日が節分となったのです。
豆まきの日一つが、地球や太陽の天体の動きに結びついていると思うとすごく不思議な感じがします。
節分の話に戻しますと。
季節の始まりである「立春」の前日ということで、季節を分けるという意味で「節分」といいます。
季節の変わり目には邪気が生じると信じられていたため、「鬼は外 福は内」といいながら豆をまいて厄払いをするわけです。
何故まくのは豆なのか?
★豆=魔滅(まめ:魔を滅する)
★豆には神様が宿っていて、邪気を払う力がある
などなど・・・諸説あるようです。
おせちもそうですが、長い間続けられている伝統にはちゃんと理由があるわけですね。
ちなみに、節分の日は自分の年齢の数だけ豆を食べることもしますが、おもに小さい子ですがこの日はのどにつまらせる事故が多いそうです。
食べる時は大人も気をつけましょう。
ここ数年は豆だけでなく、恵方巻も食べられるようになりました。
その年の恵方(年神様がいる方向)を向いて、一言も喋らずに恵方巻1本を食べきると願いが叶う、らしい。
私からすると、あの大きい太巻1本を切ることも許されずに一気に食べるなんて、何という苦行だろうかと思います。
ただこの恵方巻、食品ロスで問題になりましたが、今年は予約制にするなどお店でも対策がとられていて大変素晴らしいことだと思います。
私は節分をすっかり忘れていたため、豆をまくことも食べることもやり損ねました。
恵方巻は食べたことがございません。
うちの猫さんに鬼の仮面をつけてみたかったな~
↓あやうく鬼にされるところだったうちの猫さん(の後頭部)