ひな人形に願いを。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
先日、「タカノフルーツバーが閉店!」という記事を見ました。
大変な衝撃でした。
正確には、東京にあるタカノフルーツバー(バイキング)は閉店し、タカノフルーツパーラーという喫茶は引き続き営業してくれるようです。
よかった!!
名古屋駅にある某百貨店内に喫茶が入っているのですが、コロナが終息したら通いつめて、フルーツサンドを食べまくるのを楽しみに今を頑張って生きているのに。。。
タカノさん、何とかこのコロナ禍をこらえてほしいです。
今はケーキをテイクアウトすることで我慢がまん!!
さて、先週の3月3日はひなまつりでした。
お店に三色団子がすごく多いな~と思っていたら(そして食べていたら)、気づいたらひなまつりだったという感じです。
私のひな人形は祖父母が買ってくれたのですが、7段の大きなものでした。
まず、土台の階段を組むことから始まり、そのあと一番上から、
お内裏様とお雛様
三人官女
五人囃子
左大臣と右大臣
といった人形たちを置き、牛車や茶道具など小物を並べていくと半日仕事になります。大変。
ひなまつりは桃の節句に行われる、女の子の健やかな成長を祝う行事です。
ひなまつりで飾られる人形たちは形代と呼ばれ、その家の女の子に降りかかる病気や穢れといった厄災を代わりに受けてくれるもので、厄災を人形に身代わりしてもらい無病息災を願う行事がひなまつりです。
乳幼児の死亡率が高かった時代、子どもの成長を祈る親の愛情が伝わります。
ひなまつりの原点と言われるのが、平安時代に行われていた、紙で作られたひな人形に身の穢れを移して川に流すという「流し雛」の風習です。
現代でも京都の上加茂神社で行われているそうですが、この風習がのちにひな人形が紙から人形になり、人形になれば高価なものなので川に流さず家に飾るようになった、ということです。
人形は人間の身代わりとされることが多いですよね。こけしもそうです。
映画「チャイルド・プレイ」のチャッキーみたいな?(ちょっと違う)
あとひなまつりといえば、ひなあられやひし餅を飾る(食べる)ことも風習としてあります。
もともと、ひな人形へのお供え物で、「ひし餅」は桃色・白色・緑色の3色で桃の花を咲かせる姿を表現しており、それぞれの色に魔除け・清浄浄化・長寿といった意味が含まれています。
また、ひし餅を外でも食べられるようにしたものが「ひなあられ」で、このひなあられも桃色・白色・緑色で構成されています。
今ではこのひし餅やあられ以外に、ケーキになったりして現代風になっているそうですが。
現代風になっても共通しているのは、子どもの成長を願う親御さんの気持ちですね。
うちの猫さんも女の子なので無病息災を願います。(ひとまず来月の予防接種が無事終わりますように)