守る事、攻める事
私は、就寝前にYOUTUBEをよく観ております。
前職では、YOUTUBE(Googleによる買収の後)との契約担当(2007年頃)だった
こともあり、この動画サービスを利用をしていると、ふと、俯瞰(ふかん)して
昔の事を思い出す事があります。
それは、「YOUTUBEって変わったなぁ」という事です。
YOUTUBEが始まった2005年頃の日本(特にエンタテイメント業界の人達)
は、YOUTUBE=「悪」というイメージを強く持っていました。
なぜなら、コンテンツのほとんどが、著作権などの権利処理を行わず(許諾を得ず)
インターネット上にUPされていたからです。
一方、発祥の地であるアメリカの業界の人達の考え方は少し違っておりました。
確かに権利処理はされていないが、費用をかける事ことなく世界中に発信ができ、
上手く付き合えば(権利処理などの仕組みを考えながら)、非常に宣伝効果が高い
媒体( 一方から他方へ伝えるためのなかだちとなるもの)になるのではと考えておりました。
日本は「守備」意識、アメリカは「攻撃」意識が高かったと言い換えられるのかも
しれません。
好き嫌いの個人差はあるかと思いますが、今や日本では知らない人はいないYOUTUBE。
多くの芸能人が出演するなど、「悪」のイメージはほぼなくなりつつあります。
エンタテイメントに限らず、他の業界でも言えることかもしれませんが、ビジネス(お仕事)
を行う上では、「攻撃」と「守備」は表裏一体、二つで一つ、そのバランス感覚で成り立っ
ていると言っても過言ではありません。
先日NSMの入学式が行われ、まもなく通常授業が開始します。
学びの中から技術・知識を習得し、自分を守る事、自分で攻める(業界へアピールする)事
などオリジナリティー溢れたバランス感を是非身に着けて頂きたいと思っております。
昨年「YouTube利用に役立つ著作権」というタイトルのブログを掲載しました、
ご興味がある方は、お読みください。
小谷がお届けしました。