金髪副校長Toshi HiketaのNSM Blog〜クリス先生NSMに来校!〜
長かった緊急事態宣言も解除となり、新型コロナの猛威が、少し落ち着いてきたように感じます。
そして エンタメ業界も、制限のある中でのライブやイベント等が開催され、少しずつ盛り上がっているのが嬉しいですね!
さて、先日は東京からクリス.ジャーガンセン先生に来校して頂き、『MIP』というプロジェクトのレッスンをして頂きました。
『MIP』とは『Musicians International Project』の略で、姉妹校も含めて全国で展開されているプロジェクトです。
本来なら、本場アメリカのミュージシャンを招待して、実際にレッスンをして頂くのですが、今は新型コロナの影響で、日本に来て貰う事が出来ません。
なので、クリス先生にアメリカのルーツミュージックであるブルースを、そして私が『引田ゼミ』で、ファンクやインストの曲を教えています。
今回は、ジャズ&ブルースの代表曲である『Blue Monk』という曲を中心にレッスンして頂きました。
クリス先生は生粋のアメリカ人ですが、関西弁がベラベラの面白いキャラクターで、とても和やかにレッスンが進みました。
若い学生達には、ブルースという音楽は、ピンとこない人も多いですが、一緒に演奏してコミュニケーションをとる事で、
ポピュラーミュージックの基礎となるブルースの大切さを、肌で感じる事が出来たと思います。
音楽は、頭で考えるより、まずは一緒に演奏する事が大切ですからね。
また、ステージでミスをするのは、とても怖い事ですが、経験を積む事で、失敗を回避するテクニックが身につきます。
こういったテクニックは、実際に失敗をして初めて分かる事なので、家での練習では身に付かない経験です。
どんなジャンルの音楽も、メンバー間のコミュニケーション力 が大切なのですが、特にブルースは構成がシンプルが故に、非常に大切になってきます。
ブルースは『コール&レスポンス』が基本になっている音楽です。自分の演奏に集中する事も大切ですが、他のメンバーの音を聞いて反応する事は、より大切になってきます。
専門学校は、本やネットの情報では学べない、現場のテクニックを学べる事が、最大の魅力だと思います。
現場のテクニックを身につけて、将来ステージで活躍するミュージシャンに育って欲しいですね!
少しずつ寒くなってきました….皆さん、体調を崩さない様、気をつけてくださいね。
それでは〜✌️
P.S. 久しぶりにクリス先生と演奏!楽しかった〜!