声優を目指すのは? 養成所、専門学校、大学卒業後?
声優を目指す方法にはいろいろある。
多くは専門学校か養成所。
時に大学を出てから声優を目指したい、という場合もある。
今日はこの違いについてお話しします。
養成所は、一つの事務所が設けている声優育成機関。
その事務所に入ることを目的として、「適性を試される場所」です。
講師は所属声優や音響監督などがメインで、週1階から多くて3回のレッスン。
レッスン回数が多くなるほど、入所金とは別に授業料も高くなります。
1年間のレッスン後、査定があり事務所に入れるかを競い合う場です。
中学、高校を卒業して後も入れるし、専門学校で専門的に学んだ学生も入れるし、
他の養成所で査定に落ちた人もやってくる。年齢も経験もまばら。
入所した段階でレベル分けをされる養成所もあります。
勉強する、学ぶ場ではなく、スキル、人間性を試されるところ。
もちろん、査定後の進路先の一つ。
専門学校はどうか。NSMを例にあげてお話しします。
元現場にいて業界に精通した人が担任を務め、講師も現役のプロ。
授業は毎日あり、1週間で15コマ(1コマ90分)を基本とし、プラスイベント、公演を行います。
1年次には基礎、2年次に応用を身につけるカリキュラム。
「プロとしての育成」を行うのが専門学校なので、初心者の方が入学しても成長できる場が専門学校です。
まずここが「適性が試される場」の養成所との違い。
2年次に所属オーディションを行い、進路としての事務所や養成所を決めます。
そう所属オーディションをおこなってくれるのが専門学校です。
また養成所に進む場合も「ジュニア所属」「預かり所属」「特待生」として入所できる。
これも専門機関で学ぶ専門学校の特権です。
高校を卒業して一般で養成所を受けたら、この制度はありません。
養成所と違い、多くの事務所オーディションを行うので、比例して進路先も多い。
NSMでは現在、所属オーディションの真っ最中。
すでにデビュー希望者の半数以上は合格をいただいており、進路が決まっています。
大学を卒業してから声優を目指します。という方もいます。
演劇系の大学で演技を学んでも、事務所オーディションは自分で探すのが基本。
大学がわざわざ設けてくれていませんで、自分で進路先を探さないといけなくなります。
大学に行きながら養成所に通ってプロになる方や、卒業後養成所に入る方もいます。
もちろん専門学校に入学される方もいますので、こちらはウエルカムです!
声優を目指しているのに短大に進む、という方は専門学校がオススメです。
認可校なら、卒業後は短大卒と同等の扱いになりますし、プロとして専門的なスキルを学べるからです。
いずれかに進むにせよ、ご自身の気持ちや熱意、やる気は大切です。
環境が整っていても、そこが大切。
NSMは「好きなことを仕事にする」ところ。
好きなら・・・
時間を割いても取り組めるし、
悩むことはネガティブなことよりも、
どうしたら良くなるのか、成長できるのかというポジティブなことになるはずです。
夢は見るものでなく叶えるもの!
声優を目指す方は、志を高く、頑張りましょう!!