金髪副校長Toshi HiketaのNSM Blog~Musicians International Program~
先日、東京からクリス先生をお招きして、今年最後のMusicians International Program (M.I.P)が行われました。
通常のM.I.Pでは、アメリカから先生が来日して、学生と一緒に演奏して教えて貰います…. が、昨年から続くコロナの影響で海外ゲストの来日がNGですし、学生が海外に行く事も出来ません….
ですので、昨年から クリス先生(M.I.P)と僕 (引田ゼミ)が、全国の姉妹校で教えています。
今回は、今年ラストのM.I.Pという事で、今までの復習を兼ねてライブ演奏を映像に残す事にしました。
今までは、クリス先生と僕の二人でアドヴァイスをしていましたが、せっかくなので、アメリカにいるM.I.Pの先生方にも、学生の演奏を見てもらい、コメントを頂こう!とういう企画です。
また後から映像を見て 自分の演奏を振り返る事で、自己の成長を確認できるのも良いですね。
今回のテーマ曲はセロニアスモンクの代表曲『BLUE MONK』です。
曲を演奏する前に、アメリカでのセッションを想定して、英語で曲のkeyやテンポの説明をしてからスタートします。
音楽だけではなく、グローバルなコミュニケーション力を学ぶ事も、このM.I.Pの目的です。
特に若い時から英語でコミュニケーション力をつける事は、将来とても有利になるので、是非この機会に英語に慣れてほしいですね。
家で一人で練習する時よりも、ステージで演奏する事は、とても緊張します。ステージ上での失敗から学ぶ事は沢山あります。
周りの音を良く聞いて、失敗を恐れずに音を出す事が大切です。
Sessionの回数が増えてくると、どんどん慣れてきて演奏もカッコ良くなってきました。
Bluesは奥が深く、簡単にマスター出来るものではありませんが、このM.I.Pを機会に、現代音楽のルーツであるアメリカ音楽/Blues に興味を持って貰えたら…と思います。
『音楽』音を楽しむ には、『音学』音を学ぶ事が、とても大切です。
音楽を学ぶ事はエンドレスですが、ステージで演奏する事の素晴らしさ、コミュニケーションを取る事の大切さを、こらからも教えていけたら…と思います!
早いもので、もうすぐ年末ですね。体調管理に気をつけて、楽しい年末をお過ごしください!
Happy Holidays !!