楽しいクリスマスの前にある「冬至」について考えてみた。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
教務事務の加藤です。
クリスマスですね。
イベントごとに興味を示さない私ですが、クリスマスツリーはかわいいので飾っています。
リビングに置いたらうちの猫さんがツリーの尖ったところに顔をこすりつけていて危険を感じたため、玄関に飾っています。(この時期、寒いから玄関には近づかない)
うちのクリスマスツリー、ライトが夕方頃勝手について夜12時前に勝手に切れるのです。
かわいい家具や生活雑貨が売っている某ショップで買った80㎝(たぶん)ツリーなのですが、そんな便利機能付きなのでしょうか。
買ってから2年くらい経ちますが、初めて知りました。
家に帰るとライトがついていて、しかもきちんと夜寝る前に切れてくれるのでありがたすぎます。
便利な世の中になったものです。
12月になって、うちの猫さんが私の膝に乗って(または足のあいだに挟まって)寝ることが増えました。
また、私の足のあいだに挟まって寝る時は、私の足の下に手を入れてきます。
上から、私の足→猫さんの手→ホットカーペットのミルフィーユ状態。
まれに勢い余っておててが飛び出ている時があります。
↓コレ
猫は肉球で体温調節するそうなので、熱くなったらこんな感じで冷やしているのかもしれませんね。
さて、クリスマスというのは「キリストが生まれてきたことを祝う」日であり、キリストの誕生日ではない、ということを去年のブログで書きました。
キリスト教徒にとって大切なイベントであるクリスマス。
仏教徒である日本人にも広まっているこのクリスマスですが、日本にはクリスマスの前に「冬至」というものがあります。
「冬至」とは春分や夏至、秋分と同じで、黄道(太陽の通り道)を24等分してそれぞれに季節を表す名称をつけた二十四節気のうちの一つです。
冬至は日照時間が1年で一番短い日になります。(逆に夏至は日照時間が1年で一番長い日)
つまり、地球に太陽の光が降り注ぐ時間が一番少ないわけで、生命の源である太陽の力が一番衰えて死に近くなる日と昔から認識されていたそうです。
そのため、災いを避けるための風習がいくつか残っています。
一つ目は「ゆず湯につかる」
湯船にゆずを浮かべてお湯につかります。
ゆずには疲労回復や血行促進の効能があるそうで、体を温めます。
香りもいいですよね。
またゆずは薬としてもつかえるようです。
二つ目が「かぼちゃを食べる」
かぼちゃはβカロテンやビタミンがたっぷりの栄養満点な野菜です。
ゆずやかぼちゃ、どちらも風邪など体調を崩さないように体を労わるための風習だと考えられます。
他にも風習はあるようですが、この二つが一番身近でみなさまも知っているものではないでしょうか。
私も毎年、冬至にはお風呂にゆずを入れています。(そして最後つぶす)
他のアジア地域やヨーロッパでも冬至は太陽の死と復活と考えられ、災いから逃れるための風習があるようです。
クリスマスの起源の一つに、太陽の復活(誕生)を祝うものだった説もあるみたいで、冬至とも関わりがありそう。
ひとまず仏教徒の私は、予約したクリスマスケーキ(大好きなイチゴしかもホール)をこれから数日かけて食べきることに勤しみます。
みなさまもどうぞ楽しいクリスマスをお過ごしください。
そして来年はちょっとだけ、クリスマス前の「冬至」に意識を向けていただければと思います!