金髪副校長Toshi HiketaのNSM Blog ~My Lovely Guitars~
寒い日が続き、まだまだ春が遠い印象ですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
2月になっても猛威をふるっている新型コロナ『オミクロン』ですが、いつまでこの状況が続くのでしょうか….? ほんと早く収束して欲しいですね。
また、昨年末辺りから コロナ禍で外出する事も激減したので、家のスタジオでギターのカスタムやエフェクトボードの調整をしています。こういう時こそ、じっくり集中して取り組めるチャンスですからね!
家でテレビを見ていても、コロナ関係のニュースばかりで暗くなってくるので、今回のブログでは、明るく&楽しく!? スタジオで愛用している“My Lovely Guitars”を3本ほど紹介したいと思います。 今回は、分かる人にしか伝わらない?とてもマニアックな内容ですが、是非お付き合い下さいませ。
まず1本目は、メインで使っているPRSのプライベートストック『寿』モデルです。今まで、音楽性の異なるバンドで、様々なタイプのギターを弾いてきました。バンドサウンドに応じて 色々とカスタムしていく中で、様々なジャンルに対応出来る、自分の好みを全て反映させたギターが欲しいなぁ….と思い、PRSに特注で作って貰いました。
ギターは見た目も大事ですので、ワイルドなハワイアンコアの木目を選び、またピックアックもギターにマッチする様にJason Lollar にオーダーしました。とてもバランスが良く、オールマイティなサウンドが特徴で、前回のレコーディングでも大活躍したギターです。完成してから4年位の、まだ若いギターなので、どんどん弾きこんで、これからの鳴りが非常に楽しみです!
2本目の派手なEVHトリビュートモデルは、このブログでも紹介した事がありますが、エディが亡くなった2020年に 彼へのリスペクトの気持ちを詰め込んで製作してもらいました。
サウンドの要であるピックアップは色々と悩んだのですが、全盛期のVHサウンドを意識して、敢えて80年代に流行ったLarry DiMarzioを載せています。どんなサウンドにも対応できる オールマイティなギターではないですが、あの当時のサウンドをイメージした、レンジが広く倍音の多い、派手でボトムの強いサウンドが特徴です。
3本目のギターは、数年前に中古で3万円位で買った安いギターです…が、家で爪弾くだけで、ガンガン弾いてあげないと ギターが可哀想なので、スタジオに転がっているパーツ類に付け替えて、ライブやレコーディングでも使えるギターに大改造しました。そういう意味では最近流行りの SDGsですかね? ネックとボディ以外は全て取り替え、ピックアップには Lindy Fralinに交換しました。
シンプルなギターなので、ボディの鳴りが気持ちよく、程よく枯れたブルージーなトーンに変貌しました。パーツ代も含めて、トータル10万円位のギターですが、やはりギターは値段では無いですね!ちゃんとしたパーツで、しっかり調整すれば、素晴らしいサウンド得られる事を再確認出来ました!
ギターは、ピックアップなどのパーツや調整次第で、ガラリとサウンドが変わるのが楽しいですね。またアンプとの相性など、突き詰めると大変ですが、より気持ち良いトーンになるように日々精進です。
まだまだ紹介したいギターは沢山あるのですが、今回はこの辺で〜。
マニアックなブログにお付き合いくださり、どうもありがとうございました!
早くライブで、そのサウンドをお披露目出来る日を楽しみにしています!
それでは…Take care !