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歴史を学ぶことの意味を考えてみた。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 

教務事務の加藤です。

 

今年の冬、寒くないですか?

 

私はもう長いこと冬は湯たんぽを愛用しているのですが。

 

湯たんぽを準備してちょっとカーペット上に放置していたら、うちの猫さんが!!

暖をとっていた。

 

昨年ですが、目を離した隙に湯たんぽに長時間乗っていたようで、肉球をやけど?したような感じになりました。

 

それからは一切、湯たんぽに近づきもしなかったのに!

 

またやけどするといけないので、しっかり見張って1分ほどで取り上げました。

 

湯たんぽのキャップ部分(若干ほかより温度が低い)に手をおいて、体全部を湯たんぽに預けないようにしているところが、前回の反省を活かしているなと感心しました。

 

しかもよく見ると、肉球は内側にしまいこんで湯たんぽに当てないようにしています。

 

痛い目をみた過去から学んで、危険回避したのです。(えらい!うちの猫さん)

 

さて、みなさま歴史は好きですか?

 

私が高校生の時に選択した日本史授業が、選択授業だからか源平合戦、特に源義経がいかに戦上手だったかといった偏った授業内容でした。

 

「鵯越の逆落とし」とか。

 

ちょうどその頃は司馬遼太郎氏の『義経』も読んでいたので、日本史の中ではこの時代が一番記憶に残っています。

 

そんな中、テレビアニメの『平家物語』が放送されると聞きまして、過去に学んだことがばーっと走馬灯のように駆け巡りました。

 

懐かしさからちょっと見てみようかと思い、毎週見始めました。

 

『平家物語』とは、平安時代に絶大な権力をもった平家一族の栄華と、源氏により滅ぼされるまでを描いた作者不明の軍記物語。

 

平家一族は絶大な権力と平清盛という強大な後ろ盾で怖いものなし。

 

平家でなければ人ではない、とまで言うほど。

 

平家以外の人を人とも思わない、見下すような人たちが好かれるわけがありません。

 

平家への不満が積もりに積もって、源頼朝率いる武士たちが立ち上がり、平家を壇ノ浦まで追いつめて滅亡に追いやります。

 

どんなに栄華を極めていたものでも必ず最後は衰えていき、そしてまた別の人間がこの世を動かしていく。

 

物事の移ろいゆく儚さを謳った物語です。

 

「勝てば官軍」とはよくいったもので、歴史は正直どこまで本当なのかと疑心暗鬼な私なのですが。

 

歴史とは、過去の出来事からどのように生きていくべきか、未来へ活かすものだと思っています。

 

『平家物語』から学んだことは、「同じこと・同じものはずっと続かない」。

 

「権力や立場というものの土台は不安定でひっくり返るもの」、そして「人に優しくしないとしっぺ返しをくらうよ」というところでしょうか。

 

謙虚さ、思いやりが大切なことを教えてくれています。

 

話変わりますが、三立製菓さんの「源氏パイ」をご存じですか?

 

パルミエのようなハート形のパイです。

 

その三立製菓さんから「平家パイ」というレーズンのついたパイも出ています。

 

「源氏パイ」と「平家パイ」を隣同士に並べておいてあるお菓子売り場を見たのですが、現世で仲直りしているようなシュールな画でした。

 

見つけたらぜひ、2つ一緒に食べてあげてください。。。

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