バンドディレクションクラス紹介と犬山市議会議長のビアンキ・アンソニー先生と会合
こんにちは。
教務部長の西本です。
本年度からスタートしたバンドディレクションというクラス
本校の教育を楽器教室の延長のようなイメージと思われている方も多いかもしれませんが、私がイメージするNSMの教育は違います。
プロミュージシャンを目指す学生が卒業後に職業ミュージシャンとして活躍出来るように、ビジネス面の強化は大変重要な要素であり、その為の授業を選択で開講しています。
このクラスの第一の目的はバンド運営のイロハから、ライブで利益を出して主催出来るノウハウを伝え、それを実際の演習を通して学生に教授していくことです。
今学期は実際のライブハウスで有料公演を行うというお題目で学生達が自分達で場所探しから企画をはじめています。
スマホを見てゲームしているわけではなくて、ライブハウスの値段を調べたりしているのです。
このバンドディレクションのクラスは僕が兼ねてからやりたかったクラスです。
というのも、楽器の技術や知識が十分に学習できたとしても、プロの世界に入った場合にそれだけで生計を立てていけるでしょうか。
ミュージシャンという職業だと少しわかりにくいので、飲食店の例えで話しをしてみたいのですが、もしもラーメン屋を営みたい人が調理のことだけを勉強し、開業する場合に必要な初期投資や店舗管理運営、ランニングコスト、広報費、人件費、経費……について全くの無頓着だったとしたら..
結果は
あっという間にその店は倒産することは容易に想像出来ます。
ミュージシャンを目指す上で確かに、細かいことを考えず技術の鍛錬に集中してパッションや情熱という部分にフォーカスしたい学生の気持ちも理解は出来ます。
ただ、結果的に卒後にビジネス面の壁にぶつかる学生が少なくないことからも、あえてこういうクラスを開講したいと思ったのです。
生計を立てる、生きていくために必要なビジネス面という現実を突きつけることは決して学生にとっては楽しい話ではありませんが、職業人教育の為にはどうしても必要だと思います。
ちょっと難しそうに書きましたけど、実際のクラスでは学生達はいつも楽しく受講してくれていまして、夏のライブに向けて学生リーダーを選出して企画の真っ最中です。
ぜひは次回の報告をお楽しみに〜 !!
次に最近の私の活動報告です。
昨日、犬山市に行ってきました。
僕は広島に自宅があり単身赴任で名古屋生活しているので、愛知県のことはあまり詳しくありません。犬山市にも初めて訪れました。
今回は観光ではなかったのですが、次はガッツリと観光したい街ですね(^o^)
観光地として有名な犬山ですが、今回は犬山市役所に訪問です。
目的は日本初のアメリカ人の市議会議長であるビアンキ・アンソニー先生とお会いすることです。
今回の訪問ではビアンキ先生に山田たくろう犬山市長もご紹介頂き、本校の社会貢献活動についての話もきいて頂きました。
まだこの会合を経て、どのような社会貢献活動に発展するかは未知数ですが、NSMとして地域の皆様から信頼してもらえる学校づくりのために日々活動はしていきたいと思います。
犬山市の観光については↓
https://inuyama.gr.jp/