Kelly Simonz’s Blind Faith 特別講義
こんにちは、教務部長の西本です。
昨日は超絶ギタリストとして世界的に有名なケリーサイモン氏と彼が率いるKelly Simonz’s Blind Faithのメンバーによる特別講義でした。
ケリーサイモン氏は超絶ギタリスト養成ギプスの著者としても有名な方です。
ベースのKazは本校の第二期卒業生であり、私の後にベーシストとして同バンドに加入した後輩でもあります。
ドラムのYosukeも本校の4期卒業生。
前任のドラマーである星山哲也氏は本校の講師であり、彼の先生でもあります。
現在、私もドラムの星山も本校で講師として教鞭をとっておりますが、教え子の彼達がケリーサイモン氏とメジャーデビューして活躍しているのは、本当に嬉しいことです。
この映像は2002年にケリーサイモン氏と僕と星山哲也の3人でヨーロッパ11ヶ国ツアーしたときの様子です。
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この時代から時を経て、教え子達が特別講義をしてくれるのは本当に感無量です。
普段、学生がアンサンブルの授業で使用している教室でPAなしで生音での演奏は学生がプロとの差を感じるポイントだったと思います。
そして学生にギターを触らせて頂けたりと、もともと本校でギター講師を勤めて頂いた経験のあるケリー氏は学生の視点にたった指導で本当に感謝でした。
演奏が超絶なのは言わずもがなですが、ケリー氏は超絶なギターを弾きながら歌うこともできますし、講義の中では日本のフォーク歌手やお笑いの方のモノマネで学生を笑わしたり、歌でのハーモニースキルを見せていただいたり、ギターが超絶という印象だけだった生徒には本当にびっくりな内容だったと思います。
やはり、上達するもっとも大切なことはプロの生音を体感することだと思いました。
僕自身はケリー氏とバンドをしましたし、知り合って20年ですから、酸いも甘いも知っている仲ですが、見る度に刺激をもらいます。
マーシャルアンプからの極上のトーン。
それも基本はアンプ直。ソロでオリジナルブースター、ディレイトリックでデジタルディレイ。
ノイズを除去するためにノイズサプレッサーを使われていましたが、アンプ直でこんな音が出るのかというマーシャルを鳴らすテクニックを垣間見た講義でありました。
僕自身はテクニックはもちろん興味はありますが、大切なことはトーンであり、速くひける人は多いが、生で見たら音がペラペラでがっかりした人は少なくありません。
しかし、この音圧とトーンで速く弾くということは、恐らく分かる人しか分からない部分であり、ネットの映像でしか評価をしない人には分からない領域だと感じました。
僕自身も長いことテクニカルなベースでやっていますが、自宅の小型アンプでペラペラと速く弾くことは意外と出来ますが、ソリッドなロックドラムとギターを相手に速く弾くということは、全く別次元のテクニックや現場経験が必要です。
僕自身も講義を見ながら、色々なことを確認することができた本当に貴重な体験でした。
また近いうちにケリー氏とYosuke氏に講義に再来校して欲しいと思います。
ちなみにベースのKaz先生は本校のレギュラー講師なので、本気を目指すプレイヤーはぜひ本校の扉を叩いてほしいです。
教務部長の西本がお届けしました。
最後に僕と本校レギュラー講師のドラム星山先生在籍時の映像です。
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