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プロミュージシャン科 ロサンゼルス研修 その7

さて、シトラスカレッジの最終日の本日(もう少しで昨日になりそうな時間に書いてますが…)の様子をお届けします。

今日はチームごとに分かれてバンドクリニックです。

昨日はシトラスカレッジから提示された曲をシトラスカレッジの在校生と一緒に演奏して、指導をしてもらう授業でしたが、今日は日本で準備した洋楽をチェックしてもらう日。

講師の方もロック系のキャリアが多い方が指導に入られました。

昨日よりもパフォーマンスを重視した指導内容のようでした。

我々の学校では海外研修も授業の一貫として取り組んでいますので、日本国内とは違った現地プレイヤーから特にアメリカ人が得意なパフォーマンス力についての指導という内容。

彼達のコメントを聞いていますと、我々日本人講師も当然同じように感じる部分ではありますが、適切に指導をしてくれていました。

同じ内容であっても、アメリカで現地のトッププロに指導されることは説得力という意味ではアドバンテージがありますので、僕達も彼達が指導してくれて嬉しいと感じます。

また学生にとっても異国の地であることがプラスに作用して、本当にメキメキと上達していることがわかります。

僕自身も彼達と同じようなアドバイスをすることも出来ますが、やはりアメリカという空気の中で音を出す、アメリカ人から指導を受けることでマジックが起きることもあります。

それが海外で勉強することのメリットであるといえます。

単に学ぶだけなら、日本語が通じる国で勉強すればいいではないか。

YouTubeで勉強しても一緒と感じるかもしれないですが、やはり本場の空気感というのは非常に重要。

僕自身はハリウッドに留学していましたし、海外でのツアー経験もあります。

決して日本人が劣っているとか、日本人が知らないノウハウがここにあるという意味ではないのです。

寿司職人になりたかったら日本で修行するように

ポップスやロック、ジャズなど洋楽スタイルの昨今の音楽を学ぶにはアメリカという空気が必要といえます。

また非日常であるという学生の気持ちも非常に大切。

日本での毎日を海外研修のようなテンションで毎日過ごせというのも無理な話しです。

この特別な一週間だからこそ、そこにマジックが起きるのだと思います。

普段、僕は彼達を指導していますが、この海外での数日で確実に彼達が大きくなったと感じます。

正直、なんでこのテンションで日本でもやってくれないかな….と思うこともあります。

僕自身もアメリカを知らなかったら、今の自分はない。

海外で授業を受けるということは、単に海外旅行することとは時限が違うのです。

本学園では海外研修に力を入れており、国際教育を重視しています。

これは海外が偉いという意味ではなく。

異国を知ることで自国の良さを再認識する意味もあります。

そして、今日のサプライズは審査員としてあのマイケルジャクソンが晩年にコンサートでデュエットの相手として抜擢し、映画ディス・イズ・イットにも出演して世界的に有名になり、プリンスも彼女をプロデュースし愛したというジュディス・ヒルさんが来校してくれました。

そして、彼女の演奏を披露してくれました。

教室でこの至近距離で彼女が歌を披露してくれたのです。

こんな経験は普通の人では絶対にできません。

彼女が学生に対して持っている愛情です。

しかもこの後で学生達のバンドを見て、コメントをしてくれたのです。

世界の歌姫のトップの方がこうやって学生と身近に接してくれる、これは本学の海外研修だからできる内容です。

学生達とも記念撮影です。

本当に素晴らしい時間でした。

次回はこの日のパフォーマンス映像を公開出来たらと思っています。

こちらのWi-Fi環境で出来るかな???

教務部長の西本がお届けました。 右の彼は本日のバンドクリニックの先生のマルコさんです。 シュガーカルト(Sugarcult)というパンクロックバンドのギタリストで同バンドは日本でもCMに起用されたりしてヒットしました。 こんな素晴らしい方が何気に沢山講師として来校していたことに驚きです。

 

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