平成29年度 第3回 愛知県高等学校軽音楽コンテスト
本年も残すところ数時間になりました。
教務部長の西本です。
只今自宅の広島に帰省しておりBLOGを書いております。
予約投稿ではなくて今リアルタイムで書いている証拠と言ってはなんですが、紅白のけん玉14番は面白かったですね〜。
さて、そんな話は置いておいて、表題の平成29年度 第3回 愛知県高等学校軽音楽コンテストについて。
12月 28日 (木)に今池ガスホールにて開催されたこの大会に審査員として参加してきました。
本校は楽器機材の貸出でもサポートさせて頂きました。
出場は以上28組
賞を競って演奏しました。
審査員という重責なので、気合が入ります。
結果は下記のハッシュタグにて御覧くださいませ。
#愛知県高等学校軽音楽コンテスト
大会の様子が中日新聞にて掲載されました。
僕が総括でしゃべったことをここでも紹介します。
まず、ギターとベースのチューニングが出来ていない子が過半数以上でした。
これには結構びっくりしました。
チュニングに対しての意識が甘い子というのが近年急増している気がします。
この原因として、僕の意見ですが、クリップチューナーの普及。
それも安価な精度の悪いものを使っている子が多い。
僕はTC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) >PolyTune Clipを使っていますが、このクラスだと使えます。
ただ、安価なのは駄目ですね。
そして、安価になったことで、チューニングに対しての意識も低下していると思われます。
僕の若い頃は音叉を使ってチューニングしていました。
初めてBOSSのチューナーを買えた時は本当に嬉しくて、それは今でも大切に使っています。
原因はあくまでも想像ですが、チューニングが出来ないというのは演奏以前の問題ですから、これは各高校の軽音部で厳しく指導していただきたい。
そして、メーカーさんはお金持ちのプロへの機材サポートではなくて、頑張っている若い子たちに勉強会をやって機材提供してやってほしい。
だって、音痴っている楽器で人前で演奏する子が増えると、一般客はそんな演奏は聞きたくないので、ライブに行かない。
そうすると、プロになりたい人も減ってきて、回り回って楽器弾きたい子達も減っていく。
そうするとメーカーはこまると思うんだ。
メーカーは売れないとかいう前に楽器初めたばかりの子達を徹底的にサポートすべきかと思うよ!!
プロはお金持っているから、お金だして買えばいいのよ。
話がそれましたが、あとギターのカポ率の高さ。
これはいかんわ〜。
専業ギタリストはカポなんかつけちゃだめ。
カポ使った特殊な奏法とかチューニングとか、意味あるのはいいんだけど。
カポ付けてオープンコードで弾くことをチョイスしたバンドは全部といっていいくらいチューニングが酷かった。
ギター専業の子はカポも禁止していいと思うよ。
その他色々とありましたが、印象はギターとベースのチューニング。
真面目で演奏も上手な子達が多いだけに、チューニングに意識が行かないことに危機感を感じました。
いずれにしても演奏技術とかは本当に上手い子達が多くて、刺激になった。
新年学校始まったら、今まで以上に在校生には厳しく指導しようと思いました。
だって高校生より下手じゃいかんでしょ!!!
そんな平成29年度 第3回 愛知県高等学校軽音楽コンテストでしたが、師走の中我々は機材を学校へ持って帰り。
3人でヘトヘトになって機材を片付けました。
ミュージシャンはステージに立つために多くの人のサポートがあることを忘れないで欲しいです〜!!
終わってからミュージシャン系のスタッフ達と打ち上げ〜!
今年も色々ありましたが、来年もよろしくです。
新年始まったら↓ これのリハーサル三昧です。
来年も頑張っていきましょう!!
皆様、良いお年を!!!